東京都千代田区に本拠を置く政治団体の「みんなでつくる党」が、3月14日に東京地方裁判所から破産手続きの開始決定を受け、倒産したことが明らかになりました。
同党は、2013年6月に「NHK受信料不払い党」として設立され、その後「NHKから国民を守る党」に改称し、2019年の参議院議員選挙で1議席を獲得して国政政党となりました。その後、党名を度々変更し、2023年11月に「みんなでつくる党」となりました。
立花孝志氏が代表を務めた後、2023年3月に党首を辞任し、大津綾香氏が新党首に就任しました。しかし、立花氏と大津氏の間で確執が生じ、法廷闘争に発展しました。2023年9月には債権者が党に対して民事再生法の適用を申し立てるなど、状況は混乱しました。その後、債権者が民事再生法の申し立てを取り下げたものの、2024年1月には破産手続きを申し立て、今回の倒産に至りました。
負債総額は約11億円と見られています。
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