長野県中野市にあるキノコ生産企業が、2月27日に長野地裁から破産手続きの開始決定を受けたことが分かりました。帝国データバンクによれば、この決定を受けたのは中野市の「悦和産業」です。
2015年に設立された同社は、エノキダケを主に生産しており、黒あわび茸やヒラタケも扱っていました。しかし、積極的な設備投資により債務が膨らみ、収益性が低迷しました。財務面では厳しい状況が続き、資金繰りにも苦しんでいました。このため、2021年7月に事業を停止しました。
その後、事業譲渡などの手段を模索していましたが、債権者から第三者破産の申し立てがあったようです。負債総額は約7億円に上ると見られています。
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