東京都台東区東上野に本社を構える野球用品メーカー「株式会社スポーツ玉澤」が、帝国データバンクによると2月7日に破産手続きの開始決定を受けました。
同社は1910年に創業し、バットやボールの製造から始め、1920年にはグラブやユニフォームなど野球用品全般に事業を拡大しました。
かつては同社のボールが東京六大学野球で使われ、ブランド「TAMAZAWA」や「玉澤」の製品はプロ野球選手にも愛用されるほどの知名度を誇りました。
しかし、最近では野球人口の減少や競合他社の参入により業績が悪化し、2023年9月末に事業を停止していました。
コメント