東京スタンダード上場の「じもとホールディングス」子会社の「きらやか銀行」が保有する債権に関する問題を公表した。具体的には、取引先である「株式会社縁の起」が2月1日に自己破産を申請したことが原因で、これにより債権の取立てが不可能または遅延する可能性が生じたとの事。
影響を受ける債権は、「株式会社縁の起」および関連会社である「株式会社森の木の子工房」「農業組合法人どんぐり農園」の3社に対するもので、貸出金およびリース債権の合計は4億3300万円に上る。
これは最近の事業年度末の純資産に対して0.55%に相当します。
特筆すべきは、これらの債権の内、担保や保全手段によって守られていない約2億8000万円について、2024年3月期の第3四半期決算において引当処理を行う計画があるという点です。この措置は、将来の損失を見越して慎重な財務管理を行うためのものであり、株主や投資家に対して事態への的確な対応を示すものと言えます。
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