岡山県岡山市に本拠を置く建築業の有限会社石川建設が、5月27日付で事業を停止し、事後処理を弁護士に一任、自己破産申請の準備に入ったことが明らかになった。
1976年に設立された同社は、岡山市、倉敷市、赤磐市、備前市、瀬戸内市、玉野市などを営業エリアに、木造住宅の建築・改築工事を主力に事業を展開。2022年9月期には2億4000万円の売上を計上し、事業を拡大していた。
しかし、受注環境は好調であったものの、低採算の案件が多く利益面で苦戦。さらに、建築資材の高騰が重なり、採算が悪化して資金繰りが逼迫したため、これ以上の事業継続は困難と判断し、今回の措置に至った。
負債総額は約1億8000万円に上る見通しである。
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