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地方倒産

アニメ制作「ガイナックス」が東京地裁に破産申請

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東京都杉並区に本拠を置くアニメ制作会社「株式会社ガイナックス」が、5月29日付で東京地方裁判所へ自己破産を申請したことが明らかになった。

1984年に設立された同社は、劇場用アニメ「王立宇宙軍 オネアミスの翼」の制作を目的に設立され、1995年にテレビ東京系で放送されたテレビアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の大ヒットにより事業を拡大。さらに、ゲームソフトの制作・販売も手掛けていた。

しかし、2012年頃から経営陣による会社の私物化が顕著となり、見通しの甘い飲食店の経営や無計画なCG会社の設立、運営幹部個人への高額の無担保貸付、投資作品の失注、制作スタッフの相次ぐ退職などが重なり、経営が悪化した。さらに、2018年には映像制作に知見のない人物に株式が譲渡され、その人物が代表取締役に就任。2019年には同氏が未成年者への性加害で逮捕され、会社の運営能力を完全に失った。

このような状況を受け、債権者でもある「株式会社カラー」(杉並区)の支援により、2020年2月に経営陣を刷新し再建を図ったが、旧経営陣時代に抱えた多額の負債の解消は困難を極めた。2024年5月には債権回収会社から債権請求訴訟が提起され、事業継続を断念するに至った。

なお、同社の商標や版権などは「カラー」に譲渡されている。

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