山形県新庄市に本拠を置くスーパーマーケット経営の「郷野目ストア」が、5月2日に山形地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けたことが明らかになりました。
同社は1911年に創業し、新庄・最上地域で食品スーパーを中心に展開してきました。ピーク時には5店舗を経営し、地域での認知度も高かったです。
しかし、大手スーパーの進出により競争が激しくなり、売上が減少しました。結果として業績が悪化し、不採算店舗の閉鎖やリストラを進めました。最近はリニューアルした2店舗のみで営業を続けていましたが、業績の回復は見られず、資金繰りの問題から事業継続を断念しました。
負債総額は約24億円に上る見込みです。
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