秋田県大館市に本拠を置く食品会社「有限会社秋田比内食品」が、3月5日付で秋田地方裁判所大館支部から破産手続の開始決定を受けて倒産したことが官報によって明らかにされました。
2003年に設立された同社は、地元の米「あきたこまち」を使用したきりたんぽの製造・販売を主力に事業を展開していました。しかし、積極的な設備投資に伴う資金需要が旺盛だったことや、関連会社の破綻により貸付金が回収不能となったことなどが重なり、資金繰りの行き詰まりから事業継続を断念し、今回の措置に至ったようです。
負債総額は約3億2000万円の見通しです。
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