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豊田織機に是正命令か…型式取り消し検討

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豊田自動織機の排ガスデータ不正問題で、国土交通省は2月中にも同社に対し、「是正命令」を出す方針を固めました。

不正が発覚したエンジンの中で、ショベルカー用の1機種は排ガス性能の基準を満たさないとして、生産に必要な認証である「型式指定」の取り消しを検討しています。

19日、国土交通省関係者への取材で、豊田自動織機に対する「是正命令」が出る見通しであることが明らかになりました。

この命令は2019年に改正された道路運送車両法に基づくものであり、これが発令されれば、日野自動車、ダイハツ工業に続く3例目となります。

国土交通省は、豊田自動織機の組織文化に問題があると見て、再発防止策の提出を求める方針です。

豊田自動織機は、今年1月に、自動車用の3機種やフォークリフト用の6機種などのエンジン性能試験でデータの改ざんなどの不正行為があったことを国土交通省に報告しました。

昨年3月に公表された不正行為の中で、ショベルカー用エンジンが排ガス規制値を超過したことも明らかになりました。

国土交通省は、ショベルカー用エンジンについては、環境基準を満たさないとして型式を取り消す方針です。

また、フォークリフト用の2機種についても、不正行為が悪質だとして型式を取り消す方向で調整しています。

通常、型式の取得には約2カ月かかりますが、不正が発覚したメーカーに対する審査は厳しくなります。

そのため、再申請して取得するまでに通常よりも時間がかかる可能性があります。

国土交通省は、豊田自動織機が製造する「ランドクルーザー」や「ハイエース」に搭載されている自動車用エンジンについて、不正行為の悪質性を考慮して型式を取り消すか慎重に判断するとしています。

一連の問題を受けて、国土交通省は1月30日に豊田自動織機の碧南工場(愛知県碧南市)に立ち入り検査を行いました。

この検査では、排ガスデータに関する書類の分析や社員への聞き取りなどを通じて、不正行為の詳細を調査しています。

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