東京証券取引所は、不動産再活事業を展開する「アルデプロ」を、2月15日付で監理銘柄(審査中)に指定すると発表しました。
同社は、以前の不適切な会計処理や違反による開示があり、内部管理体制の改善が必要と認められ、2023年11月30日に特設注意市場銘柄に指定されました。
特設注意市場銘柄からの指定解除には、内部管理体制の改善計画書の策定が求められます。しかし、改善計画書の策定過程で、日本取引所自主規制法人から全取締役の退任などの必要性が指摘され、これに応じることで事業継続が難しくなる可能性があると判断し、改善計画書の策定を断念する決定に至りました。
今後、同社の内部管理体制に改善の見込みがなくなると認められる場合には、同社の株式は上場廃止となります。
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